スカートMajor 1st ALBUM「20/20」
2017.10.18. Release

RELEASE INFO

1st アルバム「20/20」

スカート
メジャー 1st アルバム「20/20」

品番:PCCA.04583   形態 :CD Only

価格 :¥2,600+ 税

  • M1. 離れて暮らす二人のために(映画「PARKS パークス」挿入歌)
  • M2. 視界良好
  • M3. パラシュート
  • M4. 手の鳴る方へ急げ
  • M5. オータムリーヴス
  • M6. わたしのまち
  • M7. さよなら!さよなら!
  • M8. 私の好きな青
  • M9. ランプトン(テレビ東京ドラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」エンディングテーマ)
  • M10. 魔女
  • M11. 静かな夜がいい

スカートの新作アルバム’’20/20’’ 完成です!!!
そして、今作で遂にメジャーデビュー決定!
メジャー1stアルバムにして最高傑作完成しました!
全11曲入り、10月18日発売です!!!

ポップでいて捻りのある最高のメロディと、どこか浮遊感を持つ情景を想起さす歌詞、絶妙なアレンジ、そして高揚し、ダイナミックにグルーヴするバンドサウンド。まさにオルタナティブでポップ!
これがスカートの提案するポップス。

前作’’CALL’’より1年半。この1年半の間にシングルの発売、テレビドラマのエンディング曲の制作やFUJIROCKをはじめとする野外フェスへの出演、WEB CMや映画への楽曲提供と出演、さらにはスピッツのMステでの出演時のサポートミュージシャンとして登場など確実にその多彩な才能を発揮し始めていたスカートこと澤部渡が、2017年10月に遂にメジャーデビューです!!!

インディシーンにおいて素晴らしい作品を連発し、信頼と人気を得てきたスカート。2016年4月にリリースしたアルバム’’CALL’’がスマッシュヒット。未だにロングセラーを続けている中で、満を持しての新作アルバム’’20/20’’が完成です。日本の良質な多くの音楽を基礎とし、継承、そして発展させた素晴らしいアルバムになっております。これまで以上に抜けの良いサウンドがよりスカートの楽曲の良さを感じさせてくれます。すでにライブで披露し、人気曲になっている「山田孝之のカンヌ映画祭」のエンディング曲『ランプトン』や映画「PARKS」の挿入歌『離れて暮らす二人のために』、新たなスカートを予感させ、今後の代表曲になっていくだろう『視界良好』、これぞスカートなオルタナポップ『さよなら!さよなら!』、初期の名曲が遂に収録『魔女』など、収録曲全て粒揃い。若いながらも歴史ありなスカートが放つ極上なポップアルバム’’20/20’’。皆さんの大切な音楽の1枚になりますので、是非とも聞いてください。

[CDショップ購入特典]

全国のCDショップにて「20/20」をお買い上の方に先着で、以下特典をプレゼント致します。 特典は数に限りがありますので、お近くのCDショップでのご予約・ご購入をお勧め致します。
特典につきましては、一部取り扱いの無いCDショップ、ネット販売もございますので、詳しくは店舗、各WEBショップにてご確認下さい。

※澤部渡の血肉となった楽曲、いわばルーツな楽曲をこの機会にカバー。彼が生み出すポップスの源流を感じることのできる1枚。

MOVIE

「視界良好」

「静かな夜がいい」

DISCOGRAPHY & BIOGRAPHY

DISCOGRAPHY

  • 『エス・オー・エス』(KCZK001)

    『エス・オー・エス』(KCZK001)

    2010/12/15

    ジャケット画:Hironaka Shingo

    1. ハル 2. 花をもって 3. Taroupho 4. スウィッチ 5. 千のない 6. 本を読もうよ 7. 3 と33 8. ディスコミュニケーション 9. おまえ 10. S.F. 11. ポップソング 12. ゴウスツ 13. わるふざけ

  • 『ストーリー』(KCZK-002)

    『ストーリー』(KCZK-002)

    2011/12/15

    ジャケット画:見富拓哉

    1.ストーリー 2.返信 3.だれかれ 4.ガール 5.愛情 6.ハル 7.わるふざけ

  • 『消失点』 (MYRD32)

    『消失点』 (MYRD32)

    2012/06/20

    ジャケット画:西村ツチカ

    analog LP only

    Side-A 1. 月の器 2. こんな感じ 3. 雨の音がきこえる 4. ディスコミュニケーション 5. 弦と愛情 6. ココアシガレット 7. だれかれ 8. 魔女 9. ゴウスツ

    Side-B 1. スミレとヘルメット 2. Taroupho 3. S.F. 4. (タイトルなし) 5. ロボット工場 6. わるふざけ 7. 千のない 8. ストーリー 9. ウーリッツァー

  • 『ひみつ』(KCZK005)

    『ひみつ』(KCZK005)

    2013/03/03

    ジャケット画:森雅之

    1. おばけのピアノ 2. セブンスター 3. 夜のめじるし 4. S.F. 5. 誤字と脱字のバラッド 6. 百万年のピクニック 7. 月光密造の夜 8. ざくろの街 9. 花百景 10. 返信 11. ともす灯 やどす灯 12.ひみつ

  • 『サイダーの庭』 (KCZK-010)

    『サイダーの庭』 (KCZK-010)

    2014/06/04

    ジャケット画:西村ツチカ

    1. さかさまとガラクタ 2. アポロ 3. 都市の呪文 4. ラジオのように 5. サイダーの庭 6. はなればなれ 7. 古い写真 8. すみか

  • 『The First Waltz Award (KCZK-011)』

    『The First Waltz Award』(KCZK-011)

    2015/02/01 日

    1. ざくろの街 2. ガール 3. すみか 4. スウィッチ 5. 愛情 6. わるふざけ 7. だれかれ 8. どうしてこんなに晴れているのに 9. S.F. 10. おばけのピアノ 11. はなればなれ 12. 都市の呪文 13. 月の器 14. 古い写真 15. サイダーの庭 16. ともす灯やどす灯 17. ひみつ 18. 回想 19. 返信 20. ストーリー 21. ゴウスツ 22. さかさまとガラクタ 23. シリウス 24. ワルツがきこえる 25. 月光密造の夜

  • 『CALL』(DDCK-1045)

    『CALL』(DDCK-1045)

    2016/4/20

    ジャケット画:久野遥子

    01. ワルツがきこえる / 02.CALL / 03. いい夜 / 04. 暗礁 / 05. どうしてこんなに晴れているのに / 06. アンダーカレント / 07. ストーリーテラーになりたい / 08. 想い(はどうだろうか) / 09. ひびよひばりよ / 10. 回想 / 11. はじまるならば / 12. シリウス

  • 『静かな夜がいい』(CD+DVD)(DDCK-1048)

    『静かな夜がいい』(CD+DVD)(DDCK-1048)

    2016/11/23

    CD

    1. 静かな夜がいい 2. 雨の音がきこえる 3. おれたちはしないよ 4. いつかの手紙

    DVD (2016年5月27日 渋谷WWW “CALL" 発売記念ワンマンライブ)

    1. いい夜 2. ストーリーテラーになりたい 3. さかさまとガラクタ 4. ともす灯やどす灯 5. おばけのピアノ 6.CALL 7. シリウス 8. 回想

BIOGRAPHY

 澤部渡のポップ・ユニットであるスカートが、ひっそりとその姿を世間に現したのは2010年12月15日のこと。当時、澤部は昭和音楽大学の4年生で、宅録や仲間たちの手を借りて卒業制作の代わりのように作り上げたのがファースト・アルバム『エス・オー・エス』だった。自主制作で発売されたそのアルバムは、すぐに大きな評判を呼んだとは言い難い。しかし、澤部が足繁く通っていた中古レコード店〈COCONUTS DISC吉祥寺〉のブログでMV「ハル」が紹介されたことが、注目のきっかけを作った。堂々とした体格に繊細な内気と音楽で生きる決意の両方を秘めた彼(澤部)の歌には、ポップスに必要な切なさと甘さと切迫感がすべてあった。単なる耳年増なポップオタクが作る音楽とは、その時点で明らかに一線を画していた。

 最初に音楽的な目覚めを与えられたのはテレビで見た光GENJI。ギターを手にしたのは小学生のときで、きっかけは、ゆずを好きになったことだった。

 その後、NUMBER GIRL、yes, mama ok?、パラダイスガラージ(豊田道倫)、ムーンライダーズといった日本のバンドが、10代の澤部の耳をとらえてゆくことになる。ちなみに、澤部が初めてライヴハウスに行ったのは中学生で、yes, mama ok?のライヴだった。また、音楽好きだった母親の影響でXTCなど洋楽も聴きはじめている。母親が家に持っていたレコードを聴くことで、自然と澤部のアナログ・レコードへの興味も育っていった。

 「NUMBER GIRLはかっこいいなと思って、ずっと家でも聴いてて。そしたら、ある日、母親が突然ガラガラガラッと戸を開けて、「これを聴いてるんだったら、おまえ、XTCを聴け!」って言って『ドラムス・アンド・ワイアーズ』(79年)を手渡されたんです」(澤部)

 そして、16歳で澤部は日本語のオリジナル曲を作り始めた。

 高校卒業後、昭和音大に入学した澤部は、〈スカート〉を名乗って活動するようになった。澤部の恩師とも言える牧村憲一の講義(音楽史概論)も、澤部には大きな刺激となった。スカートのキーボードを担当する佐藤優介はおなじ大学の2年後輩で、大学時代に二人は知り合っている。

 ごく初期には、スカートはバンドで活動した時期もあったそうだが、メンバーが離れ、結果的に個人ユニットというかたちで制作したのが『エス・オー・エス』だった。

 2011年12月15日、24歳になった澤部がリリースしたミニ・アルバムが『ストーリー』。これが、スカートの評価を高める決定打となった。佐久間裕太(ex.昆虫キッズ)、清水瑶志郎(マンタレイバレエ)、佐藤優介(カメラ=万年筆)という固定メンバーを迎え(2014年からは、パーカッショニストにシマダボーイも参加)、初めてのバンド編成でのレコーディング。スタジオ代わりに使用された南池袋にあったライヴハウス〈ミュージックオルグ〉は決して恵まれた環境とは言えなかったが、独特の熱気を作品に吹き込んだのかもしれない。卓越したポップ・センスとこだわりの楽曲構成に、バンドとしてのたくましいグルーヴが加わることで、スカートの音楽にあらたな生命が吹き込まれた。とりわけ名曲「ストーリー」は大きな評判を呼び、『ミュージック・マガジン』など音楽メディアでも高い評価を獲得。作品のセールスも飛躍的に伸びた。

 その後のスカートは、バンド編成でセカンド・アルバム『ひみつ』(2013年3月3日)、ミニ・アルバム『サイダーの庭』(2014年6月4日)と順調にリリースを重ねる。無類の漫画好きでも知られる澤部は、毎年4回開催される自主制作漫画の販売イベント〈コミティア〉にミュージシャンとして参加し、デモCD-R、ライヴ盤、コードブックなども制作販売した。また、この前後から、澤部が敬愛する先輩ミュージシャンとの交流も本格化してゆく。13年12月にリリースされたカーネーションのトリビュート・アルバム『なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?』では、佐藤優介と共にアルバムの発起人を務めた。音楽活動を本格的に再開した川本真琴のバンド〈ゴロにゃんず〉、西村ツチカら漫画家やデザイナーなど友人たちと結成したバンド〈トーベヤンソンニューヨーク〉へのメンバーとしての参加、カーネーション以外にも、かしぶち哲郎、ムーンライダーズといった敬愛する先輩アーティストのトリビュート盤への参加、(((さらうんど)))、Negicco、南波志帆らの作品への楽曲提供や編曲、演奏などを通じて、澤部の才能はポップ・シーンにさらに拡散、浸透をしていった。

 2014年12月1日には、〈カクバリズム〉から12インチ・シングル『シリウス』がリリースされる。これまで自主レーベル〈カチュカ・サウンズ〉から作品を送り出してきた澤部にとって、これもひとつの大きなステップとなった。2016年4月20日には、満を持してのサード・アルバム『CALL』をカクバリズムからリリース。発売直後の4月22日には、テレビ朝日系『ミュージックステーション』にスピッツの新曲「みなと」のバックで、口笛とタンバリンで出演。レコーディング自体は、スカートのアルバムとはまったく別の縁から実現していたものだったが、画面を通じた存在感から「あの人は誰?」と大きな話題を呼び、翌週の放映では小特集も組まれた。そして、実際に『CALL』はスカート史上最高のセールスを記録した作品ともなった。

 「ずっと“売れたい”という言いたい気持ちに対して、自分が置いてきぼりになってたんですけど、それがようやく追いついた気がするんです」(澤部)

 16年11月には、シティポップ的なサウンドに向かったシングル「静かな夜がいい」をリリース。年が明けて17年になると、山田孝之主演のドキュメンタリー『山田孝之のカンヌ映画祭』(テレビ東京系列/2017年1~3月)のエンディングテーマとして「ランプトン」が流れ、さらに吉祥寺の井の頭公園を舞台にした映画『PARKS』(瀬田なつき監督/2017年3月公開)では新曲「離れて暮らす二人のために」を公園で弾き語りするフォークシンガーとしての出演も実現した。スカートをめぐる、そんないい流れの中で、『CALL』から1年半という比較的早いスパンでの4th アルバム『20/20』がPONY CANYONから発売される。

 『CALL』を発表したとき、10年続けてきたスカートの音楽の最初の一区切りができた手応えがあると澤部は語っていた。だとしたら、新作『20/20』は次のスカートへのつなぎ目であり、新たなスタートラインでもあると言えるはずだ。そして今、“視界良好”にひらけた場所で、あたらしいスカートが鳴り響くのを、誰もが待っている。

文:松永良平

PROFILE

どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。強度のあるポップスを提示しながらも観客を強く惹き付けるエモーショナルなライヴ・パフォーマンスが話題を呼んでいる。2006年、澤部渡のソロプロジェクトとして多重録音によるレコーディングを中心に活動を開始。2010年、自身のレーベル、カチュカサウンズを立ち上げ、ファーストアルバムをリリースした事により活動を本格化。さまざまな形態でライヴを行ってきたが、現在は佐久間裕太(Dr)、清水瑶志郎(Ba)、佐藤優介(Key)、シマダボーイ(per)をサポートメンバーとして迎え活動している。発表作品に『エス・オー・エス』(2010年)、『ストーリー』(2011年)、『ひみつ』(2013年)、『サイダーの庭』(2014年)がある。12'single 『シリウス』(2014年)がカクバリズムでの初のリリースとなり、続くアルバム『CALL』(2016年)が全国各地で大絶賛を浴び、晴れて初のシングル『静かな夜がいい』(CD+DVD)を昨年11月にリリース。今年に入り「山田孝之のカンヌ映画祭」のエンディング曲と劇伴を担当。さらに映画「PARKS パークス」に挿入歌の提供や出演している。今年のFUJIROCKに初出演し多くの観客に迎えられながら素晴らしいライブを展開。10月にリリースする新作アルバム『20/20』にてメジャーデビューが決定した。多彩な才能にジャンルレスに注目が集まる素敵なシンガーソングライターであり、バンドである。

TOUR INFORMATION

ニューアルバム「20/20」を引っさげ、全国ツアーの開催が決定!

ʻʻ20/20 VISIONS TOURʼʼ
各所:ゲストあり

  • 【公演】
  • 10/21(土) 名古屋TOKUZO
    w/バレーボウイズ
  • 10/29(日) 渋谷WWWX
    w/台風クラブ
  • 11/26(日) 札幌SOUND CRUE
    w/柴田聡子
  • 12/1(金) 福岡INSA
  • 12/3(日) 広島4.14
    w/Homecomings
  • 12/6(水) 大阪Shangri-La
  • 12/20(水) 仙台enn 2nd

■スカート HP オフィシャル先行予約

抽選受付日程:8/18(金)18:00〜8/27(日)23:59

受付URL(PC/モバイル共通)

https://l-tike.com/st1/skirt1

Release Event

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